っぱポケモン!

ポケモンは僕の生きがい。

【ポケモンSV S16シングル最終435位/レート2007】火虫疑氷受けループ

S16お疲れさまでした。たちばなです。前期(S15)構築記事を書いたせいで今期は構築が無くてとても苦労しましたが、なんとか最終3桁、R2000を達成できたので構築記事を書きました。レンタルパーティ公開しているので、気軽に使ってみて下さい。以下常体。

◆コンセプト

前期と同じく純正受けループ。前期の良かったところは踏襲しつつ反省すべき点(プレイングや構築の穴)を改善していくことに努めた。

◆構築経緯

・前期と同じくを採用。前期の構築はリンクを貼っておくので、興味のある方はどうぞ。この構築記事で説明されていないこと(一部ポケモンとそのテラス、技の採用意図)は大体これに書いてあるので。

・前期から気になっており実際に結果を残していた隠密マント鋼テラス、前期は採用していなかった本格的な竈オーガポン受けとして特性ガードを採用(クレセドランで並べたかった気持ちが8割())。

→クレセの扱いがかなり難しく自分には合わないと感じたため、この2匹は解散して眼鏡イーユイ等を受けるために、竈オーガポン対策兼隠密マント枠として(アイコンでかっ)を採用。

→レートが上がるにつれてウガツホムラの限界を感じたのと終盤キョジオーンが増える読みでウガツホムラをに変更(ウガツホムラは隠密マントを持ってもキョジオーンに勝てないしなんなら負ける)。ただこれだと竈に薄すぎるという前期から何も学んでいない欠点を抱えることになるので、剣舞竈にもある程度抗えるように調整と技を変えた。

 

◆個体紹介

グライオン@どくどくだま

ラスタルタイプ:ドラゴン

特性:ポイズンヒール

技:まもる/どくどく/みがわり/じしん

ようき 177(212)-151(44)-145-x-95-161(252+)

[調整]

H:16n+1

B:余り

S:最速

 

いつもの。ただの神。オシャぶって地震を地ならしに変えた時期もあったが、恩恵を受けられることはほぼ無く、威力の低下による火力不足でかなり苦戦を強いられたので元に戻した。

 

ハピナス@どくバリ

ラスタルタイプ:あく

特性:しぜんかいふく

技:タマゴうみ/なげつける/めいそう/かえんほうしゃ

おだやか 330-27-58(220)-95-198(196+)-87(92)

[調整]

A:投げつけるのダメージ意識で個体値31

D:11n

S:4振りハッサム抜き

 

前期と全く同じ。前期の記事を読まれて挑発アカツキ等にS抜かれたりするかもなー、でもこれ以上耐久落としたくないなー、とか考えていたが、抜かれてることはまず無かったので、複雑な気持ち(まあ+の感情の方が大きいけどね)で流用。ゴチルゼルの上を取っていて嵌められずに拾えた試合があったので、この調整はかなりお気に入り。

 

・ヘイラッシャ@たべのこし

ラスタルタイプ:フェアリー

特性:てんねん

技:まもる/ゆきなだれ/ねむる/じわれ

わんぱく 257(252)-120-183(252+)-x-156(4)-55

 

好きな地割れ発表ドラゴンが 好きな地割れを発表します
ハバカミ ウーラオス ハッサム カイリューの羽に合わせたやつ
最善の択かがわからない地割れも 好き 好き 大好き

 

好きな地割れ発表ドラゴンが 好きな地割れを発表します
アカツキ パオジアン ディンルー 交代際の原種ガチグマ
弾数稼いでも当たらない地割れも 好き 好き 大好き
 
好きな地割れ発表ドラゴンが 好きな地割れを発表します
オーガポン ブリジュラス イエッサン 悪巧みサフゴに当てたやつ
願望プレイかな それって願望プレイだね 願望大好き
 
好きな地割れがまた出てきたその時は 発表したい
 

 

・ラッキー@しんかのきせき

ラスタルタイプ:どく

特性:しぜんかいふく

技:タマゴうみ/ちきゅうなげ/めいそう/シャドーボール

おだやか 326(4)-x-57(252)-55-172(252+)-57(個体値4か5)

[調整]

S:「最遅ママンボウ抜かれ意識でSに下降補正をかけたS個体値31ディンルー」抜かれ

 

大体前期のと同じ。硬い。知り合いが色違いのS理想個体値ラッキーを譲ってくださったので、今期はSを妥協していない。今期はテラスを毒菱、ボディプレス(主にブリジュラス、あと一応アカツキ)、あとおまけで眼鏡妖テラスカミ意識の毒に変えた。前期のハピラキ両方悪テラスは過剰だった気がする。

 

クレベース@あつぞこブーツ

ラスタルタイプ:かくとう

特性:がんじょう

技:じこさいせい/ボディプレス/てっぺき/つららばり

わんぱく 202(252)-138(4)-259(252+)-x-66-48

 

硬い。…前期からなんも変わってないし、特に語ることも無い()

 

・ラウドボーン@おんみつマント

ラスタルタイプ:どく

特性:てんねん

技:なまける/フレアソング/みわくのボイス/オーバーヒート

ずぶとい 203(188)-x-165(236+)-138(60)-97(12)-88(12)

[調整]

HB:A4キョジオーンの塩漬けが乱数5発(0.05%未満)

B:これ以上振ってもA4振り以下のキョジオーンの塩漬け被ダメが変わらないライン(ちなみに11n)

C:下記参照

前期から引き続き採用した、特性を守らないラウドボーン。ただ今期は剣舞竈にも抗えるように技や調整を変えた。以下は参考元のシンエさんの記事のリンク(本人から苦情等があった際は速やかに消します)

地割れ以外のキョジオーンに勝てる。地割れは相手の並びにも依るがクレベースで対処。マジで強いよ、マジで。

◆選出

まあ大体前期と同じなので前期の記事を見てほしいが、流石に不親切なのでコピペしとく。一応今期は、毒菱展開(特にキラフロル入り)にはラッキーを積極的に選出した。あとステロ撒きのいない竈入りにはラウドボーンを選出することがあった。

(以下前期の記事から基本的な選出のコピペ)

キョジオーン、ジャローダ入りにはラウドボーンを、ウーラオス入りにはラッシャを、竈、ブリジュラス、搦め手ポケモン入りには初手グライオンを、トリック採用の可能性がある特殊ポケモン(サーフゴー、ラティオス等)にはハピを選出。ただし、イーユイ入りにはラッキーを最優先。あとは相手を見て適当に。絶対ではないが、ボルチェン持ちやサフゴが相手にいるときはできるだけグライオンを出したい。なんか大体グライハピラッシャになってた。

◆きつかったポケモン

・渦潮アンコアシレーヌ

ゴチルゼル(ハピで勝てた試合もあったけど結局キツい)

・くろまな滅びカミ

・くろまな鈍いブラッキー(ポイヒをスキスワされた)

・身代わり渦潮連撃ウーラオス←なんやねんこいつ

・ポイヒダイスガッサ←同上

・切断バグ()

今期も露骨な受け対策じゃなければそれなりに戦うことができた。

◆結果

TNたちばな™

98戦67勝31敗 最終435位/レート最高最終2007

TNスカーレット

106戦69勝37敗 最終818位/レート最高2001最終1954

最終日夜に2垢レート2000達成したがスカーレット垢は溶けた🫠できれば自己最高レート更新したかったけどなあ…。

◆所感

最後のスカーレット垢の溶け方が徹夜してるのもあってかなり精神に来て、なんとか3桁まで戻したところで完全に戦意を失った。見れば分かるが対戦数が少ない(前期から減ってるし…)。もっと早い段階でレートを上げておくべきだった。とまあポケモン対戦に対する己の未熟さを痛感したが、悩みながらも20達成できたのは良かった。悔いは残るが、4月はまた大学も始まるし、あとレギュFも最終月なので、ガチらずに色んな構築で遊ぼうかな。レギュG頑張る。

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

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【ポケモンSV S15シングル最終339位、487位/レート2016、2005】一留の受けループ

S15お疲れさまでした。たちばなです。試験を舐めすぎて大学は留年しましたが、せめてランクマは最低限最終3桁を達成できたので構築記事を書きました。もう既に日本語が怪しいですが、暖かい目で見てくれれば幸いです。レンタルパーティ公開しているので、気軽に使ってみて下さい。以下常体。

◆コンセプト

S13で受けループで自己最高レートを更新できたので、レギュFも受けループで戦ってみることにした(S14は試験にかこつけてお休み)。対戦していて、以前よりもしっかり受け対策がされていることが多く、特に終盤は苦戦したが、受けループに攻め駒を入れても自分には上手く扱えないので、それ以外の方向から対策をすり抜ける努力をした。純正受けループだと言い張りたいが、後述のラウドボーンはもしかすると審議かもしれない。

◆構築経緯

S13と同じくを採用。グライオンを竈オーガポン対策兼水流連打半減の竜テラスで採用して結果を残している人が一定数おり、なるほどなと思ったのでグライオンは鋼テラスから変更。竈はラウドボーンで対策するのが主流となっているが、正直竈以外への受けの汎用性に欠け気味だと個人的に思っているので、このグライオンだけで竈を浅く受けることにした。なお、S13の構築はリンクを貼っておくので、興味のある方はどうぞ。この構築記事で説明されていないこと(テラスや技の採用意図)は大体これに書いてあるので。

tachibanat.hatenablog.com

ハピナスを悪テラスでしかも少し耐久を落として採用した(詳しくは後述)ので、眼鏡イーユイ等を受けるためにを採用。

・ここまでのメンバーで重めな宿り木、井戸オーガポン、ガッサ、毒菱+チオン、キョジオーン等諸々をカバーするために草テラス隠密マント(orionさんとかが使ってるやつ)を採用。S13ではこの役割をモロバレルに任せていたが、鉢巻連撃ウーラオスを受けられる性能や役割対象が選出されなかった時の汎用性、カイリューサフゴの選出を誘導できる(らしい)点を買った。

→黒い霧を採用していないため役割対象が積み技を持っていると普通に負けるので、キョジオーンはグライオンで無理矢理TODすることにして、隠密マント→メンタルハーブ、毒突き→黒い霧 に変更。これで剣舞(orビルド)連撃も受けられるようになった。

→ドヒドの役割対象は案外テラス込みでグライオンでも受けることができた一方、やはり竈をグライオンだけで見るのは限界があったので、グライオンを出しづらい時の竈受けとしてドヒドのテラスを炎に変更。

→ゴテラ呪い身代わりキョジオーンが爆増し、なすすべもなくボコボコにされまくったので、なんとか対策しようと検討。結果、ドヒドを隠密マントに代え、キョジオーンに抗いつつ竈に見せ合い画面で圧をかけることにした。鉢巻連撃は全然いないとの噂だったので、当たったら事故としつつ立ち回りでごまかせたら御の字ということにした。ちなみに何回か当たった。

◆個体紹介

・ラウドボーン@おんみつマント

ラスタルタイプ:どく

特性:てんねん

技:なまける/フレアソング/シャドーボール/みわくのボイス

ずぶとい 203(188)-x-165(236+)-130-106(84)-86

[調整]

HB:A4キョジオーンの塩漬けが乱数5発(0.05%未満)

B:これ以上振ってもA4振り以下のキョジオーンの塩漬け被ダメが変わらないライン(ちなみに11n)

D:余り

ゴテラ身代わり呪いキョジオーンにられまくった男の末路。オマケでジャローダやアーマーガアにも抗えた。天然で素鈍いを無視できるのと、見せ合いで竈に圧をかけられるのが偉い。あとフレアソングが普通に強い。怠けるフレアソング以外の技2枠は、ハバタクカミへの打点になれるシャドーボールと、ウーラオスカイリューへの打点になる魅惑のボイス。どちらも交代読みの場面で打つ。テラスは毒菱展開に強く出られる毒。ミラーなら勝率5割は堅いだろという考えの下隠密マントゴテラ身代わり呪いキョジオーンを採用していた時期もあったが、流石にこっちが正解だったと思う。

 

ハピナス@どくバリ

ラスタルタイプ:あく

特性:しぜんかいふく

技:タマゴうみ/なげつける/めいそう/かえんほうしゃ

おだやか 330-27-58(220)-95-198(196+)-87(92)

[調整]

A:投げつけるのダメージ意識で個体値31

D:11n

S:4振りハッサム抜き

 

特殊受けその1。挑発アカツキやアンコ及びサイコノイズを打ってくるアシレーヌの上から動くためにだいぶSに振ったハピラキが結果を残していた(例えばS14のorionさんのハピナスはS実数値84)ので、それらを意識したS調整の更に上をいけるようにここまで振った。ある程度削れたハッサムと対面した時に上から火炎放射で焼却できるのが偉かった。Sに割きすぎると耐久が足りなくなってしまうのは注意。挑発ノマテラアカツキに勝てる鋼テラスが流行っていたが、そんなん有名になれば大地採用した別な型のアカツキ使ったりして対策されるに決まってるやろがいという考えの下悪テラスで採用。薄めのBでは痛いサイコショックを無効にできたり、アシストパワーを無効にできたりする。ラティとかのサイコノイズも、半減よりは無効の方がいいに決まってるしね。どうでもいいけど、悪テラス投げつけるを見てなぜかツボった。

 

・ラッキー@しんかのきせき

ラスタルタイプ:あく

特性:しぜんかいふく

技:タマゴうみ/ちきゅうなげ/めいそう/シャドーボール

なまいき 326(4)-x-57(252)-55-172(252+)-56(個体値15か16)

[調整]

S:「最遅ママンボウ抜かれ意識でSに下降補正をかけたS個体値31ディンルー」抜かれ(実数値57)にしたかったが個体がおらず、更に1低い個体で妥協した

 

特殊受けその2。トリック搭載の可能性がある特殊ポケモン(サーフゴー、ラティオス等)及びアカツキがいない構築に出す。ただしイーユイ入りには絶対選出。硬い。テラスは大体ハピと同じ理由で悪。悪戯心エルフーンにボコボコにされかけた試合を悪テラスで拾えたのは思わぬ副産物。シャドボの枠は当初ステロにしていたが、ゴーストタイプ(カミやゴテラツツミ等)に何もできないのが辛すぎて変更。本当は性格おだやかでS個体値4か5の個体がベストだが、妥協した。

 

クレベース@あつぞこブーツ

ラスタルタイプ:かくとう

特性:がんじょう

技:じこさいせい/ボディプレス/てっぺき/つららばり

わんぱく 202(252)-138(4)-259(252+)-x-66-48

 

物理受けその1。カチカチ。ウーラオスのいない構築には積極的に出していきたい。でもグライオンでみがまもする時にヘイラッシャが必要になってくることも多いので選出率は低め。僕の中で勝手に開催している氷柱針 氷柱落とし 雪雪崩論争は、個人的には命中安定と非接触の時点で既に氷柱針派。更に上振れた時がアツい。

 

・ヘイラッシャ@たべのこし

ラスタルタイプ:フェアリー

特性:てんねん

技:まもる/ゆきなだれ/ねむる/じわれ

わんぱく 257(252)-120-183(252+)-x-156(4)-55

 

じわーれいつもありがとう!最近じわーれへ感謝するのが日課になりつつあります!単刀直入に我慢してたこと書いちゃう!じわーれ愛してるぞおおおお(ps.厄介一撃技パチンカスだと思われてそうですが長文構築記事失礼!ちなみに読まれてる頃にはあまりの恥ずかしさにユニバーサル大回転割り割りの舞₍ ◝(‘ω’)◟ ⁾⁾₍₍ ◝(‘ω’)◜ ₎₎しながらベッドの上で暴れていると思うので率直な一言もらってもいいですか?w 最後に一言!ランクマをはじめ本当にいつもありがとう!!相手のポケモン達を理不尽に割ってくれる姿勢冗談抜きで本当に好きです。採用するしがいがあります!

 

…地割れには極力頼らないようにしていたが、地割れで拾った試合、地割れじゃないと勝てなかった試合がいくつもあった。上のイタ(いし面白いかどうかも怪し)いパクり文章は、運勝ちした自分への戒めとして掲載。まあ運負けもいくつもあるけどな!雪雪崩で削ったほうが確実に勝てる場合ももちろんあるので、そこの見極めは大事。

 

グライオン@どくどくだま

ラスタルタイプ:ドラゴン

特性:ポイズンヒール

技:まもる/どくどく/みがわり/じしん

ようき 177(212)-151(44)-145-x-95-161(252+)

[調整]

H:16n+1

B:余り

S:最速

 

オーガポンを受けたり、めんどくさい相手をみがまもTODしたりするポケモン。こいつだけで試合が終わることもあるし、結局こいつが神。色んな受けループで使われていた結果、S実数値158があまりにも有名になってしまっており、それ意識の調整をされていたら嫌なので、もう最速にすることにした。活きていたのかは分からない。実は相手が時間を使わなければみがまもだけではTOD成立させられないらしい。そんな時は、ヘイラッシャ後出し→(必要に応じて守るを挟んで)眠る で余分に数ターン稼ぐと良いらしい。実際何度かこれでTOD勝ちできた。

◆選出

キョジオーン、ジャローダ入りにはラウドボーンを、ウーラオス入りにはラッシャを、竈、ブリジュラス、搦め手ポケモン入りには初手グライオンを、トリック採用の可能性がある特殊ポケモン(サーフゴー、ラティオス等)にはハピを選出。ただし、イーユイ入りにはラッキーを最優先。あとは相手を見て適当に。絶対ではないが、ボルチェン持ちやサフゴが相手にいるときはできるだけグライオンを出したい。なんか大体グライハピラッシャになってた。

◆きつかったポケモン

・飛行テラス渦滅びサイコノイズ眠カゴアシレーヌ

・飛行テラス身代わり鬼火祟り目ドラゴンアローすり抜けドラパルト

・グライより速い身代わりアンコ剣舞全部乗せ竈

・瞑想吠えるラティオス

露骨な受け対策じゃなければそれなりに戦うことができたので、完成度はまあまあ高めかもしれない。

◆結果

TNたちばな™

80戦57勝23敗 最終339位/レート最高最終2016

TNスカーレット

155戦94勝61敗 最終487位/レート最高最終2005

最終日夜に2垢レート2000達成。レート2000は初めてだから嬉しい。朝潜ろうと思ってたけど、体力が残っておらず終了(寝過ごした)。

◆所感

留年はエグいけど、春休みなのは間違いないので3月もまた頑張りたい。

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

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【ポケモンSV S13シングル最終896位/レート1919】ラストピース ~グライオンのSは95~

3が日までS13お疲れさまでした。たちばなです。なんやかんやランクマも大学生活も苦戦して、半年ぶりの記事になりました。DLC後編をだいぶエンジョイしたのもあって、今月も中々対戦数を稼げませんでしたが、何とか最終3桁を達成できたので構築記事を書きました。レンタルパーティ公開しているので、気軽に使ってみて下さい(と言ってももう新レギュか)。以下常体。

◆コンセプト

DLC後編に際し、新技「サイコノイズ」の実装により受けループの今後が危ういのではという声が一部であったので、使い納めとして受けループに初挑戦してみたところ、DLC後編が解禁された12/14時点で3桁順位を達成できた。サイコノイズについては蓋を開けてみると(少なくとも今月は)そこまで脅威にならなかったので、そのまま受けループで戦った(ちなみにサイコノイズは一度だけシッポが散り際に打ってきた)。純正なのは成り行き。

◆構築経緯

・特殊受けに、物理受けに(超数値受け)と(数値受け兼積み対策)、竈オーガポン受けに炎テラスを採用。

・ここまでのメンバーで重めな宿り木、井戸オーガポン、ガッサ、毒菱+チオン、キョジオーン等諸々をカバーするために隠密マントを採用。

この5匹で構築としてはある程度完成したので残り1枠は潜りながら探ってコロコロ変えた(以下の通り)。

ヒードラン対策に再生力チョッキクイタンを採用。

ヒードランを全然見かけなくて腐り気味だったので、色んな受けループで見かける火力枠の鉢巻竜テラスや鉢巻悪テラスを採用。

→出し所、出した時の動かし方が自分には難しくほぼ選出しなかった(特にドラパは火力不足も感じた)ので、特殊相手により安定するように悪テラス(←アイコンちっちゃくてかわいい。性能はかわいくないけど…。)を採用。なお、この辺りで

剣舞竈は岩石封じ持ちがそこそこいる一方で、剣舞じゃれ竈を(なんならじゃれ竈自体)一切見かけなかった

・炎テラスはステロが痛い、元タイプと地面弱点が一貫している

等の理由でドヒドのテラスを竜に変更した。

→結局格闘テラバやサイコショックを持ってる悪巧みサフゴにはキツかったので、このサフゴを含めためんどくさいポケモンは諸々でみがまもTODすることにした。

◆個体紹介

ハピナス@どくバリ

ラスタルタイプ:みず

特性:しぜんかいふく

技:タマゴうみ/めいそう/なげつける/かえんほうしゃ

おだやか 330-x-62(252)-95-204(244+)-77(12)

[調整]

S:S振りのディンルーやアカツキの上から動きたいなー、っていう12振り

 

正直特に説明するほどのこともない特殊受け。水テラスは眼鏡炎テラスイーユイ、格闘技(気合玉、テラバ、ボディプレ)対策(同じく炎半減の炎、竜テラスはそれぞれアカツキ、カミがキツくなる)。トリック対策兼毒撒きの毒針投げつける。サフゴ意識かつ(特性以外で)無効タイプの無い火炎放射。悪巧みサフゴに安定しないので、積み合戦で少しでも勝率を上げるために魅惑のボイスを採用した時期もあったが、サフゴに半減で処理が遅くなる上にその手のサフゴは隠密マント持ちばかりだったため火炎放射に戻した。後投げされる物理ポケモンを焼いて拾った試合もいくつかあったし、やっぱり火炎放射がいい。グライオンも選出した時は、悪巧みサフゴはグライオンに任せよう。

 

グライオン@どくどくだま

ラスタルタイプ:はがね

特性:ポイズンヒール

技:まもる/はたきおとす/みがわり/どくどく

ようき 179(228)-115-145-x-102(52)-158(228)

[調整]

H:16n+3

D:余り

S:最速霊獣ランドロス抜き

 

めんどくさい相手諸々をみがまもTODしてくれた、この構築のラストピース。対戦相手の平穏を奪った意味でもラストピース()。2023年最後の試合も2024年最初の試合もこいつでみがまもしてた。テラスはハイパーボイス、スケショ、カイリュー等の飛行テラバ意識や砂ダメ回避継続等様々な理由から鋼。ワンウェポンは何かと便利な叩き。悪巧みサフゴはサイコショック持ちだとハピで対応できない(格闘テラバ相手でもキツい)ので、なるべくグライオンを選出して、サフゴにハピ後投げ→悪巧みが見えたら即交代からのみがまもTOD。サフゴ側は大体もう一回悪巧みをしてるので無償降臨できる。塩漬けや毒、宿り木等の搦め手にも強い。Sにかなり振っており、TODできる範囲が広い。準速イーユイにも上からみがまもでハピへの急所や怯みにおびえることなく勝てた(2024/1/3時点でイーユイは約7割が性格控えめ)。グライオンのS、マジで舐められてる。

グライオンのSは95。

相手する時はきちんと対応できる選出をしよう。

※みがまもTODはかなり時間管理がシビアなので、する時は秒単位のタイマー必須。というかそもそも受けループを使うときは常にタイマーを使用しよう。

 

クレベース@あつぞこブーツ

ラスタルタイプ:かくとう

特性:がんじょう

技:じこさいせい/ボディプレス/てっぺき/つららばり

わんぱく 202(252)-138(4)-259(252)-x-66-48

 

正直特に説明するほどのこともない物理受け。ヘイラッシャでも受からない攻撃(カイリューの飛行テラバ等)すら受けきれるバケモン。テラスはボディプレの火力上げ、元のタイプと弱点の一環が無い、幅広い物理ポケモンの技を等倍以下で受けられる等なんやかんやで格闘が安牌。特に鉢巻パオのかみ砕くや確定急所の暗黒強打を半減にできるのは偉い。氷柱針の枠は雪雪崩との選択だが、身代わりやマルスケ貫通、エフェクトによる時間稼ぎ等のメリットから氷柱針が好み。特性が偉く、一撃技で受けループを対処している構築に安定して勝てた。

 

ドヒドイデ@メンタルハーブ

ラスタルタイプ:ドラゴン

特性:さいせいりょく

技:じこさいせい/どくどく/くろいきり/どくびし

わんぱく 157(252)-83-224(252)-x-163(4)-55

[調整]

A:悪あがきの火力意識で無補正個体値31

 

竈受け。竈以外にもテラス切らずに出しやすく、竈が選出されなくても腐りづらいし、汎用性が高い。こいつとモロバレル、ヘイラッシャがいるおかげで連撃が選出されづらく、グライオンが動かしやすかった。現状受けループの竈受けと言えばこいつとヒスイクレベースが良く採用されているが、

・ヒスイクレベースは竈が選出されてもされなくてもタイプがテラス前提すぎる

・原種クレベースを採用できない

といった理由から僕はドヒド推し。まあドヒドのテラスタイプが制限されるのは少し残念だが…。

 

モロバレル@おんみつマント

ラスタルタイプ:フェアリー

特性:さいせいりょく

技:タネばくだん/クリアスモッグ/こうごうせい/ヘドロばくだん

のんき 221(252)-105-134(252)-105-101(4)-45

 

前述の通り諸々受け。テラスは一撃意識のフェアリー。技は光合成の他は草タイプ意識のヘド爆、積み対策のクリアスモッグ、テラス井戸意識の物理草技タネばく。この構築が全体的に毒を撒きがちなのと役割対象が主に草タイプなのもあって、胞子は不採用。隠密マント+クリアスモッグで地割れ持ち以外のキョジオーンを完封。しかも読まれない(2024/1/3時点でモロバレルの隠密マント採用率は0.9%)。草+毒の技範囲はキョジオーンに割と強めなのがちょっぴり嬉しい。わりかし局所的な採用意図なのもあって選出機会は一番少なかった印象だが、出した時はきちんと仕事をしてくれた。間違いなく選出時勝率ナンバーワン。

 

・ヘイラッシャ@たべのこし

ラスタルタイプ:フェアリー(鉢巻逆鱗、鉢巻かみ砕く、一撃意識)

特性:てんねん

技:まもる/ゆきなだれ/ねむる/じわれ

わんぱく 257(252)-120-183(252)-x-156(4)-55

 

じわれ。Fissure is GOD !  Fissure it GOD !

◆選出

ハピは唯一の特殊受けなので基本選出。他は相手を見て選出。サフゴ入りにはできるだけグライオンを選出したい。

◆きつかったポケモン

毒無効タイプ(テラス)(なんなら隠密マントでも)の特殊。特に挑発持ちはゲロ重い、というかほぼ負け。地割れで世界を変えよう。あとくろまな滅びカミは無理。残りは全部プレミか運負け。

◆結果

89戦58勝31敗 最終896位/レート最高最終1919

1/2に自己最高レートを更新して、あとは3桁切るまで放置。結局切らずに終了。

◆所感

本当はもっと上を目指したかったが、最終日に予定があるのとぼちぼち大学の試験勉強をしないと真面目にマズいのでチキった。チキったと言いつつ賢明な判断なはず。試験三昧だからレギュFは2月まで本腰入れるの無理そう。まあポケモンも大学生活もぼちぼち頑張ります。

…そういやステラ一度も見なかったな。

 

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

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【ポケモンSV S6シングル最終971位/レート1902】至って普通のディンルーラッシャ

1年ぶりの記事となりました。前の記事を覚えて下さっている方は(いないと思うけど)お久しぶりです。たちばなです。無事に受験が終わって、大学生活も慣れてきて余裕ができ、今月から本格的にポケモンSVの対戦に臨みました。結果、ギリギリですが最終3桁を達成できたので構築記事を書きました。一応レンタルパーティ公開しているので、気軽に使ってみて下さい。以下常体。

◆コンセプト

コノヨでステロを撒いてラッシャで欠伸をしたり、単純にディンルーラッシャ(@1)でクルクルするサイクルチックな動きをしたりしながら裏の@1を通す。(一応、サイクルを拒否するような対面構築相手にはこちらも対面構築的な動きをすることも選択肢に入れる。)

◆構築経緯

元々はパオジアンの枠が受け崩し(メガネイーユイやスカトリゴチル)、ラッシャの枠がHB水ロトム、ディンルーの枠が準速竜舞セグレイブで、コノヨでステロを撒いてセグレかカイリューで舞って全抜きする構築だった。しかし、月半ばにレート1800行った位から悪テラスパオジアン(珠や鉢巻)が爆増し、不利な不意打ち択を強要されたり水ロトムが後出し効かなかったりで1700まで落ちた。そこで、パオジアンを流せるラッシャを中心にサイクルを回す方向に構築を組み直すことにした。ラッシャが対物理担当。対特殊担当としてチョッキディンルーを採用。使われて嫌だった鉢巻パオジアンを裏の@1として受け崩しの代わりに採用した。

◆個体紹介

・ハバタクカミ@ブーストエナジー

ハバタクカミ

ラスタルタイプ:フェアリー

特性:こだいかっせい

技:ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック/めいそう

おくびょう 133(20)-x-81(44)-178(188)-156(4)-205(252)

[調整]

HB:A252パオジアンのふいうち確定耐え

HD:C252ハバタクカミのシャドーボール確定耐え

S:ミラーやブエナ消費後の同族意識で最速

 

ブエナ込みで圧倒的な素早さからスイープするのが主な役割。テツノツツミの方が速いが、ツツミカミ対面はカミの方が強いのとドロポン外しを嫌ってツツミは不採用。テラスはふいうちを半減できてかつムンフォの火力を上げるフェアリー。ただしテラスを切る機会は余り多くなかった。火力が欲しかったので耐久調整は最低限にとどめた。ショックは特防が高めのポケモン(ドクガ、ドオー等)で止まらないように採用。瞑想はふいうち択の参加切符。特殊相手に技の択を無視して突っ張れるオマケつきだった。サイクル中心のこの構築では出番は一番少なかったが、出した時は確実に仕事をしてくれたし、ミミッキュを誘うので見せ合い画面に居るだけで選出読みがしやすかった。

 

・パオジアン@こだわりハチマキ

パオジアン

ラスタルタイプ:あく

特性:わざわいのつるぎ

技:かみくだく/つららおとし/ふいうち/こおりのつぶて

ようき 155-172(252)-101(4)-x-85-205(252)

 

高い素早さと圧倒的な高火力をもってスイープしたりサイクル戦で圧をかけたりする。素早さで負けていてもバカ火力の先制技があり、不利な戦況も氷柱怯みで世界を変えられる、まさに厄災。テラスはふいうち強化のための悪。鉢巻パオジアンは意地っ張りばかりだったので、最速にすることで鉢巻ミラーで勝ちやすくし、また、相手の「最速だったから鉢巻じゃない」というミスリードを誘った。さらに、準速鉢巻なら勝てない最速パオジアン相手にも同速勝ちや氷柱の怯み等でワンチャンを狙えた(2勝)し、ハバタクカミにもより勝ちやすくなった。

 

・コノヨザル@きあいのタスキ

コノヨザル

ラスタルタイプ:ゴースト

特性:まけんき

技:シャドークロー/じならし/いのちがけ/ステルスロック

ようき 207(172)-146(84)-100-x-110-156(252)

[調整]

H:H100族(主にキョジオーン)をいのちがけで倒す

A:余り

S:最速

 

初手のステロ撒き。裏で相手するのが面倒くさいポケモン(チオンジェンやキョジオーン、初手の鉢巻カイリュー等)をいのちがけで持っていくのも役割。チオンジェン入りには絶対に初手で選出。相手はチオンジェンを必ず初手に出してきた(or選出自体をしてこなかった)し、初手命がけが必ず通った。特性は甘えるカミで起点にされないまけんき。ムンフォやシャドボで能力が下がればアドなのも強い。やるき警戒で欠伸や胞子はあまり打たれない。初手コノヨ展開は読まれやすく、サフゴで起点にされがちだったので、憤怒ではなく最初から火力が高く圧をかけられるシャドクロを採用。相手がテラスを切ったら命がけで倒してテラス有無のアドを得られる。命中95が不安だったので岩封ではなく地ならし採用。外しを恐れないなら無効タイプのない岩封採用するのを勧めるが、外すと負けに直結することがそこそこあるので僕は使わない。テラスはどうせ切らないからテラピース使うの面倒くさくてシャドクロの火力を上げるゴースト。

 

・ヘイラッシャ@たべのこし

ヘイラッシャ

ラスタルタイプ:フェアリー

特性:てんねん

技:ウェーブタックル/あくび/じわれ/まもる

わんぱく 257(252)-120-183(252)-x-85-56(4)

 

防御特化の至って普通のヘイラッシャ。テラスタイプは鉢巻悪テラスパオジアンや鉢巻逆鱗ガブカイリューをいなせるフェアリーが無難に強い。S4振りはミラー意識。ディンルーの弱点を突けるタイプの特殊がいない時は積極的に初手に出して欠伸で相手の選出を把握したり地割れの試行回数を稼いだりするのが強い。カイリューを厚く見てウェブタを雪雪崩にするのもアリ。選出率はディンルーに次いで高かった。

 

・ディンルー@とつげきチョッキ

ディンルー

ラスタルタイプ:でんき

特性:わざわいのうつわ

技:じしん/カタストロフィ/テラバースト/ヘビーボンバー

いじっぱり 255(196)-178(252)-148(20)-x-104(28)-67(12)

[調整]

H:16n-1

HB:特化珠ミミッキュのじゃれつくをテラス時3耐え

HD:非テラス時でC252テツノツツミのハイドロポンプ2耐え

A:特化

S:ミラー意識の12振り

 

至って普通のチョッキディンルー。テラスタイプと技は前期(S5)5位のSpecterさんのものを、構築記事を読んでパクらせていただきました参考にさせていただきました。調整はアレンジ。オボンステロふきとばし型と勘違いした立ち回りをされることも多いため、初手ラッシャが無理そうなときはこいつを初手に投げてアドをとっていくのが強かった。選出率1位。

 

カイリュー@あつぞこブーツ

カイリュー

テラスタイプ:ほのお

特性:マルチスケイル

技:テラバースト/じしん/しんそく/りゅうのまい

ようき 171(36)-186(252)-115-x-120-140(220)

[調整]

S:+1で最速テツノツツミ抜き抜き

 

上の5匹でキツめのアーマーガア、ハッサム対策の炎テラバカイリューカイリューの物理炎技にはほのパンがあるが、僅かながら火力が高く、非接触な点からテラバを採用。採用理由が上記であることからこいつを出す試合はこいつにテラスを切らないと勝てない。ただ、今の環境で炎テラスが読まれることはまずなかったのでテラスを切りさえすればほぼ勝てた。炎テラスカイリューはテラバドラクロの組み合わせが有名だが、地震をドラクロにするとテラス無しではカミやミミに何もできない+炎カイリューが流行った当時(S3〜4)よりもマリルリが多い ので、地震を採用した。けど、上記の通りどうせテラスを切るし、マリルリも意外と見かけない(いたらラッシャで受ければいい)のでドラクロの方が良かったかもしれない。一応地震にも長所がある(イーユイ、ドクガ、カイナ、ドオー、ラッシャ対策の電気テラスポケモン等に強い)ので、結局は好みの問題だと思う。炎テラス自体がカイリューの元のタイプとの補完がいいので、役割対象が選出されてなくても普通に使いやすいのも良き。相手のカイリューがキツいことには注意。

◆選出

基本的に、ラッシャ+ディンルー(どちらかが初手。どっちを初手にするかの基準は◆個体紹介 を参照) @1(コノヨ以外)。ステロが刺さっているときは 初手コノヨ@2。ラッシャ以外の5匹で対面的に立ち回ることもできるが、上手くいくビジョンがよっぽど明確に見えない限り基本選出に従うのが無難。対受けループは初手コノヨ+パオ+カミ(orラッシャ)で命がけを絡めて圧をかけてなんとかした。

◆きつかったポケモン

鬼火ロトム、身代わり電気or草テラバパオジアン、突然の眼鏡カイリュー、受け構築(←きつい「ポケモン」ではないが)。物理5枚ゆえ鬼火ロトムが特にキツかったが、コノヨの命がけやディンルーのカタストロフィ等定数ダメージでなんとかした。パオジアンは身代わりさえ無ければラッシャで余裕。不意の特殊型はカイリューに限らずラッシャが崩されてキツいが、相当火力がない限りどうにかなる。受け構築相手には、色んな運要素の試行回数を稼いで「運勝ち」を「必然の勝利」に昇華させる意識が重要。

◆結果

165戦99勝66敗(この構築では27戦20勝7敗) 最終971位/レート最高最終1902

23日に1902に達し、あとは3桁を切るまで放置することにした。結局このまま3桁を切ることはなくシーズンが終了した。

◆所感

SVではまだ対戦の実績がなかったので、3桁当確っぽいレート1900を取ってからはチキって放置した。なので最終週の環境の変化は知らない。最終3桁を取れてほっとしたが、来月以降はさらなる高みを目指してチキらず頑張ろうと思う。テスト勉強との兼ね合いも考えながら。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

Twitter始めました。@TachibanaT11 https://twitter.com/TachibanaT11

 

【ポケモン剣盾S30シングル最終810位/レート1823】御守り(置き物?)ムゲンダイナ

トレーナーカード

はじめまして、たちばな(橘)です。男子高校生やってます。剣盾から対戦を始めてついに初めて最終3桁をとれたので、稚拙ですが構築記事を書かせていただきます。以下常体。

◆コンセプト

初手ダイマでアドバンテージを作り裏2匹で受け気味に詰める(場合によってはTOD)。初手ダイマは読まれなければ強い。また初手ダイマ自体が読まれても技が読まれなければ強い。技も読まれるとめちゃくちゃ弱い(ほぼ負け)。このことだけは意識して戦うようにした。詰める際に鉢巻悪ラオスを後出しから受けきれる(相手はダイマを消費した後の前提)ムゲンダイナを採用。

 

◆構築の経緯

 初期の竜王戦ルール(S15~S17)時に使用していたこの構築で遊んでいたところ、マスボ級に到達したどころか3桁入りも目指せそうな順位まで上がったので、この構築を軸に禁伝2匹ver.で組もうと思ったが、どうもうまく作れなかったのでそのまま最終日まで戦った。禁伝2匹ver.を組むにあたっては、これまで使ってきたポケモンを同等以上の役割ができる禁伝に入れ替えようとした。が、

  • 初手ダイマ
    ボルトやドリュの採用理由が唯一無二なため変更なし
  • ムゲンダイナ
    コンセプトなので変更なし

  • ナマコブシ
    ザシアンを受けられる禁伝には日ネクやホウオウがいるが、
    ホウオウ:そもそもワイボがやばすぎる+ダイナホウオウの並びはランド等じめん+いわ の技範囲で簡単に崩壊する
    日ネク:ダイナとのじめんの一貫がヤバい
    といった理由で変更なし
  • ブラッキー
    黒バドやイベル(特殊)を受けられる禁伝にはイベルやホウオウがいるが、
    ホウオウ:サイコショックがきつい+ダイナホウオウの並びはランド等じめん+いわ の技範囲で簡単に崩壊する+ナマコとのでんきの一貫がヤバい
    イベル:ダイナとのこおりの一貫がヤバい+ナマコとのでんきの一貫がヤバい
    といった理由で変更なし

  • トリトドン
    ミラコカウンター+回復技(除ねむる)は唯一無二なため変更なし

という経緯で断念した。

◆個体紹介

・ムゲンダイナ @くろいヘドロ

特性:プレッシャー

技:マジカルフレイム/じこさいせい/どくどく/コスモパワー

おくびょう 225(76)-x-141(228)-166(4)-117(12)-191(188)

H:16n+1

HB:A252鉢巻悪ラオスのあんこくきょうだをヘドロ込みでPPが枯れるまでほぼほぼ
  (99.99%以上)受けきる

S:最速アーゴヨン・準速スカーフウオノラゴン抜き

 

この構築のコンセプト。Youtuberのアシキさんが去年の竜王戦予選で使っていた動画を見てこの技構成にした。調整はアレンジ。みがわりが欲しいな、と思うことも多かったが、コスパコスパで積みに対抗できる(急所は知らん)。ただ、そもそもの話として、禁伝2匹相手にはそれぞれの対策枠を選出せざるを得ず、ダイナの選出率は異常に低かった(35戦中3戦でワースト)。なので正直技はどっちでもいい。それでもウーラオスへの圧はよくかかっていたようで、被選出率は10%以下だった。最高の御守り(置き物)。

 

ブラッキー @たべのこし

特性:シンクロ

技:イカサマ/バークアウト/まもる/ねがいごと

おだやか 202(252)-x-131(4)-80-200(252)-85

 

黒バドやイベル(特殊)受け。バンギやバルジと違ってダイナと共通の弱点が無いのが偉い。ゼルネ入りやオーガ入り以外には基本的に選出した。バクアはみがわり持ちに対応したり相手の火力を下げたりできて優秀。ナマコ(やダイナ)で毒を入れることが多いのであくびはあまり活きなかっただろうし、バクアで正解だったと思う。

 

ボルトロス(けしんフォルム) @いのちのたま

特性:まけんき

技:ワイルドボルト/そらをとぶ/ばかぢから/みがわり

ようき 155(4)-167(252)-90-x-100-179(252)

 

初手ダイマ枠。

  • タイプが優秀(ダイジェット半減かつ麻痺が効かないかつきょじゅうざん半減のでんき と 一致ダイジェットが打てるひこうの複合)
  • 同タイプのサンダーよりSが高い(→サンダー意識で最速)
  • 物理だがいかくで止まらない
  • かくとう技があるので範囲も広い
  • いたずらごごろのサポート型も多く、アタッカーは読まれづらい

等の理由で採用。珠を持っているのでザシアンにも最低限抗える(ジェット+サンダーで耐久無振りのザシアンは確定で落とせる)のも偉い。みがわりはダイウォールにもなるしダイマ枯らしにも使える。まけんきの発動機会が増えるのも偉い。アタッカーは読まれづらいと書いたが、本当に全然読まれない。ランドを後出ししてくるしガブはがんぷう打ってくるしもう無茶苦茶。3~4桁帯だとそんなもんなのか...?

ナマコブシゴツゴツメット

特性:てんねん

技:どくどく/じこさいせい/ミラーコート/みずびたし

わんぱく 162(252)-80-200(252)-x-151(4)-25

 

ザシアン・日ネクを筆頭とする多くの物理への受け。くさとでんき以外のほとんどの物理を相手取れるうえに、ミラコで特殊にも抗える。くさとでんきはダイナが牽制。ダイナと弱点が被っていないのも偉い。ヌオーも候補だったが、

  • ナマコの方が耐久指数が高い+みずびたしで疑似的にさらに耐久UP
  • ミラコの有無
  • ナマコはみずびたしのおかげでより広範囲に毒を入れられる
  • ヌオーだと不意の草技が怖すぎる(←決め手)

といった理由でナマコを採用。カウンターがないので、物理に圧をかける手段としてゴツメを採用。ザシアンには後出しに合わせてワイボを打たれなければじこさい連打で勝てるが、剣舞やみがわりでのPP枯らしに注意。イカサマの被ダメを抑えたりダイサイコの火力を少しでも上げたりするためにも、性格はわんぱくではなくずぶといの方が良い(その場合162(252)-x-200(252)-50-151(4)-25)。完全に僕の甘え。

 

ドリュウズじゃくてんほけん

特性:すなかき

技:じしん/アイアンヘッド/いわなだれ/シャドークロー

ようき 185-175(156)-103(180)-x-85-143(172)

HB:ダイマ時A252珠エスバのとび膝耐え

S:砂下でスカーフエスバ抜き

A:余り

 

初手ダイマ枠その2。ただしランド等いかく持ちがいる時は初手に投げない。これについては後述(◆選出と立ち回り にて)。

  • ボルトが攻めづらいでんきタイプに有利かつでんじはが効かないじめんタイプ
  • 構築単位できつめなフェアリータイプに有利かつきょじゅうざん半減のはがねタイプ
  • (すなかきで)Sが上げられる

等の理由で採用。相手がじめんやはがね弱点でもダイマせずに上から一撃で倒すことができないのなら基本的にSを上げるために初手ダイロック。だがこれが(何故か)読まれず、平気でサンダーを後出しされることが何度もあった。岩技は怯み期待でいわなだれ。シャドクロは黒バド対策だが、B下げが優秀で、ナックル持ちでは突破できないヌオー等てんねん組を突破できる。調整はまだエスバがたくさんいたS15(去年2月)の頃のものをメンドくさくてそのまま使っているが、そもそもふいうち持ちには勝てないし、そうでなくても今はエスバが減ったので、好きに振っていいと思う。もちものは珠はボルトが持っているのと調整を活かせそうだったため弱保にした。

(調整案)

いじっぱり 185-179(60)-105(196)-x-85-140(252)

HB:A252ザシアンのインファ+せっか耐え

S:準速(最速ウオノラゴン抜き)

A:余り

 

トリトドンきあいのタスキ

特性:よびみず

技:ねっとう/じこさいせい/カウンター/ミラーコート

ひかえめ 217(244)-x-89(4)-135(84)-115(100)-69(76)

H:奇数

HD:C252オーガの130ダイアイス×2+あられダメ×1を2連最大以外耐え

C:ねっとうでH252D4カバをオボン込み確2

S:無振りカバ抜き抜き

 

オーガ対策としてだけでなく、構築単位でマジでどうしようもないないポケモン(ドリュが突破された後の ゼルネ・ゼクロム・白バド 等)をミラコカウンターでどうにかしてもらうためにも採用。故に襷持ち。これに何度も助けられた。調整は構築単位で重めなカバを意識。オーガ対策の割にオーガ意識の調整が甘いが、別に完ぺきに受けきるのではなくミラコを使って倒しきることが目的なので、これでも十分だった。みがわり+めいそう 持ちには何もできないが、そんな型のオーガはボルトでぶっ倒す。

 

◆選出と立ち回り

基本的に 初手ダイマ+詰め2匹。初手ダイマは刺さっている方を選出(当たり前)。特に禁伝への刺さり具合を意識。ただし、ザシアンへ単体への刺さり具合は2匹とも同程度だと考えるようにする。そうすることで選出が苦しくなりにくくなる(=ドリュばっかり投げざるを得ない状況を回避できる)。個体紹介の際に書いたが、いかく持ち(主にランド。今月はランド以外のいかく持ち入りにドリュを選出することはなかった。)入りにドリュを選出するときは初手に投げない。理由はもちろんいかく回避のため。残り2匹のうちより初手が安定する方を初手に投げる。この際の初手は主にトドンだったが、相手はランドを選出していないor初手ランドだった。ちなみに、わけがわからないので書いておくが、初手トドンvsランド対面ではランドは何故か必ず突っ張って攻撃(蜻蛉ではない)or剣舞してきた。ヤチェ持ちはいなかった。突っ張るのマジで何で???冷ビあったら○んでるぞおい。理由を知りたい(切実)。

なお、受け2匹ではどうしても詰め切れなさそうな相手には受け3匹でTODも視野に入れた受けサイクルをした。

(6月8日追記)

 書き忘れていたので追記するが、面子を見たら分かる通り、ゲロゲが重すぎる。ゲロゲはめちゃくちゃ気合入れてサイクル回してどうにかしていた(2勝1敗)。アタッカー型ならトドンで反射するのもあり。

 

◆結果

55戦41勝14敗(この構築では35戦30勝5敗) 最終810位/レート最高最終1823


(画像はポケモンバトルデータベース ソード・シールド 様より)

最終週に20戦ほどしたが、その全試合をこの構築で戦って、初めての最終3桁を取った。最終日に2戦2勝して3桁当確になった時点でやめた。

 

◆所感

禁伝1匹でいけたことは自信につながるが、裏を返せば禁伝1匹の構築しか作れなかったわけで、構築力の向上という課題が浮き彫りになった。でもとりあえず高校の間に一つ目標を達成できて良かった。今年受験なので、今年の残りはもうランクマをやめて受験勉強に専念する(したくない)。次は受験終わってからSVの対戦を頑張りたい。最後自分語りが多くなってしまった。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

一応、レンタルコード書いておきます。(画像はないです。すみません。)気軽に使ってみてください。

レンタルコード:0000-0004-VFY3-7D