3が日までS13お疲れさまでした。たちばなです。なんやかんやランクマも大学生活も苦戦して、半年ぶりの記事になりました。DLC後編をだいぶエンジョイしたのもあって、今月も中々対戦数を稼げませんでしたが、何とか最終3桁を達成できたので構築記事を書きました。レンタルパーティ公開しているので、気軽に使ってみて下さい(と言ってももう新レギュか)。以下常体。
◆コンセプト
DLC後編に際し、新技「サイコノイズ」の実装により受けループの今後が危ういのではという声が一部であったので、使い納めとして受けループに初挑戦してみたところ、DLC後編が解禁された12/14時点で3桁順位を達成できた。サイコノイズについては蓋を開けてみると(少なくとも今月は)そこまで脅威にならなかったので、そのまま受けループで戦った(ちなみにサイコノイズは一度だけシッポが散り際に打ってきた)。純正なのは成り行き。
◆構築経緯
・特殊受けに、物理受けに(超数値受け)と(数値受け兼積み対策)、竈オーガポン受けに炎テラスを採用。
・ここまでのメンバーで重めな宿り木、井戸オーガポン、ガッサ、毒菱+チオン、キョジオーン等諸々をカバーするために隠密マントを採用。
この5匹で構築としてはある程度完成したので残り1枠は潜りながら探ってコロコロ変えた(以下の通り)。
ヒードラン対策に再生力チョッキクイタンを採用。
→ヒードランを全然見かけなくて腐り気味だったので、色んな受けループで見かける火力枠の鉢巻竜テラスや鉢巻悪テラスを採用。
→出し所、出した時の動かし方が自分には難しくほぼ選出しなかった(特にドラパは火力不足も感じた)ので、特殊相手により安定するように悪テラス(←アイコンちっちゃくてかわいい。性能はかわいくないけど…。)を採用。なお、この辺りで
・剣舞竈は岩石封じ持ちがそこそこいる一方で、剣舞じゃれ竈を(なんならじゃれ竈自体)一切見かけなかった
・炎テラスはステロが痛い、元タイプと地面弱点が一貫している
等の理由でドヒドのテラスを竜に変更した。
→結局格闘テラバやサイコショックを持ってる悪巧みサフゴにはキツかったので、このサフゴを含めためんどくさいポケモンは諸々でみがまもTODすることにした。
◆個体紹介
・ハピナス@どくバリ
テラスタルタイプ:みず
特性:しぜんかいふく
技:タマゴうみ/めいそう/なげつける/かえんほうしゃ
おだやか 330-x-62(252)-95-204(244+)-77(12)
[調整]
S:S振りのディンルーやアカツキの上から動きたいなー、っていう12振り
正直特に説明するほどのこともない特殊受け。水テラスは眼鏡炎テラスイーユイ、格闘技(気合玉、テラバ、ボディプレ)対策(同じく炎半減の炎、竜テラスはそれぞれアカツキ、カミがキツくなる)。トリック対策兼毒撒きの毒針投げつける。サフゴ意識かつ(特性以外で)無効タイプの無い火炎放射。悪巧みサフゴに安定しないので、積み合戦で少しでも勝率を上げるために魅惑のボイスを採用した時期もあったが、サフゴに半減で処理が遅くなる上にその手のサフゴは隠密マント持ちばかりだったため火炎放射に戻した。後投げされる物理ポケモンを焼いて拾った試合もいくつかあったし、やっぱり火炎放射がいい。グライオンも選出した時は、悪巧みサフゴはグライオンに任せよう。
・グライオン@どくどくだま
テラスタルタイプ:はがね
特性:ポイズンヒール
技:まもる/はたきおとす/みがわり/どくどく
ようき 179(228)-115-145-x-102(52)-158(228)
[調整]
H:16n+3
D:余り
S:最速霊獣ランドロス抜き
めんどくさい相手諸々をみがまもTODしてくれた、この構築のラストピース。対戦相手の平穏を奪った意味でもラストピース()。2023年最後の試合も2024年最初の試合もこいつでみがまもしてた。テラスはハイパーボイス、スケショ、カイリュー等の飛行テラバ意識や砂ダメ回避継続等様々な理由から鋼。ワンウェポンは何かと便利な叩き。悪巧みサフゴはサイコショック持ちだとハピで対応できない(格闘テラバ相手でもキツい)ので、なるべくグライオンを選出して、サフゴにハピ後投げ→悪巧みが見えたら即交代からのみがまもTOD。サフゴ側は大体もう一回悪巧みをしてるので無償降臨できる。塩漬けや毒、宿り木等の搦め手にも強い。Sにかなり振っており、TODできる範囲が広い。準速イーユイにも上からみがまもでハピへの急所や怯みにおびえることなく勝てた(2024/1/3時点でイーユイは約7割が性格控えめ)。グライオンのS、マジで舐められてる。
グライオンのSは95。
相手する時はきちんと対応できる選出をしよう。
※みがまもTODはかなり時間管理がシビアなので、する時は秒単位のタイマー必須。というかそもそも受けループを使うときは常にタイマーを使用しよう。
・クレベース@あつぞこブーツ
テラスタルタイプ:かくとう
特性:がんじょう
わんぱく 202(252)-138(4)-259(252)-x-66-48
正直特に説明するほどのこともない物理受け。ヘイラッシャでも受からない攻撃(カイリューの飛行テラバ等)すら受けきれるバケモン。テラスはボディプレの火力上げ、元のタイプと弱点の一環が無い、幅広い物理ポケモンの技を等倍以下で受けられる等なんやかんやで格闘が安牌。特に鉢巻パオのかみ砕くや確定急所の暗黒強打を半減にできるのは偉い。氷柱針の枠は雪雪崩との選択だが、身代わりやマルスケ貫通、エフェクトによる時間稼ぎ等のメリットから氷柱針が好み。特性が偉く、一撃技で受けループを対処している構築に安定して勝てた。
・ドヒドイデ@メンタルハーブ
テラスタルタイプ:ドラゴン
特性:さいせいりょく
わんぱく 157(252)-83-224(252)-x-163(4)-55
[調整]
A:悪あがきの火力意識で無補正個体値31
竈受け。竈以外にもテラス切らずに出しやすく、竈が選出されなくても腐りづらいし、汎用性が高い。こいつとモロバレル、ヘイラッシャがいるおかげで連撃が選出されづらく、グライオンが動かしやすかった。現状受けループの竈受けと言えばこいつとヒスイクレベースが良く採用されているが、
・ヒスイクレベースは竈が選出されてもされなくてもタイプがテラス前提すぎる
・原種クレベースを採用できない
といった理由から僕はドヒド推し。まあドヒドのテラスタイプが制限されるのは少し残念だが…。
・モロバレル@おんみつマント
テラスタルタイプ:フェアリー
特性:さいせいりょく
技:タネばくだん/クリアスモッグ/こうごうせい/ヘドロばくだん
のんき 221(252)-105-134(252)-105-101(4)-45
前述の通り諸々受け。テラスは一撃意識のフェアリー。技は光合成の他は草タイプ意識のヘド爆、積み対策のクリアスモッグ、テラス井戸意識の物理草技タネばく。この構築が全体的に毒を撒きがちなのと役割対象が主に草タイプなのもあって、胞子は不採用。隠密マント+クリアスモッグで地割れ持ち以外のキョジオーンを完封。しかも読まれない(2024/1/3時点でモロバレルの隠密マント採用率は0.9%)。草+毒の技範囲はキョジオーンに割と強めなのがちょっぴり嬉しい。わりかし局所的な採用意図なのもあって選出機会は一番少なかった印象だが、出した時はきちんと仕事をしてくれた。間違いなく選出時勝率ナンバーワン。
・ヘイラッシャ@たべのこし
テラスタルタイプ:フェアリー(鉢巻逆鱗、鉢巻かみ砕く、一撃意識)
特性:てんねん
技:まもる/ゆきなだれ/ねむる/じわれ
わんぱく 257(252)-120-183(252)-x-156(4)-55
じわれ。Fissure is GOD ! Fissure it GOD !
◆選出
ハピは唯一の特殊受けなので基本選出。他は相手を見て選出。サフゴ入りにはできるだけグライオンを選出したい。
◆きつかったポケモン
毒無効タイプ(テラス)(なんなら隠密マントでも)の特殊。特に挑発持ちはゲロ重い、というかほぼ負け。地割れで世界を変えよう。あとくろまな滅びカミは無理。残りは全部プレミか運負け。
◆結果
89戦58勝31敗 最終896位/レート最高最終1919
1/2に自己最高レートを更新して、あとは3桁切るまで放置。結局切らずに終了。
◆所感
本当はもっと上を目指したかったが、最終日に予定があるのとぼちぼち大学の試験勉強をしないと真面目にマズいのでチキった。チキったと言いつつ賢明な判断なはず。試験三昧だからレギュFは2月まで本腰入れるの無理そう。まあポケモンも大学生活もぼちぼち頑張ります。
…そういやステラ一度も見なかったな。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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